岸和田競輪

近畿勢上位も激戦ムード

岸和田競輪、今年度最後の開催はミッドナイト・オッズパーク杯。Ａ級１、２班戦とガールズの二層制。
Ａ級１、２班戦をリードするのは高田修汰を先鋒に立てる近畿勢だろう。小谷実、辰己豊、伊藤成紀、中井勇介らの支援を受け、ケレン味ない先行・捲りでⅤ戦線を引っ張ると見たい。
対抗勢力には東北勢を挙げる。Ｓ級復帰を目指す上遠野拓馬を軸に堀航輝、泉慶輔らと好連係を決めて近畿の一角を崩して来る。
南関勢も侮れないか。既に三十路は過ぎたが、深瀬泰我が積極果敢に攻め抜けば、近藤夏樹が持ち前のスピードを誇示するケースもありそうだ。
伏兵で面白いのは関東勢。ミスター「臨機応変」齋藤一茂のデキが良さそうで、山信田学、須藤直道、吉田晏生らと巧く運べるとＶ戦線を賑わす存在になろう。
中部勢は順調度を欠く面々が多く、井田晶之が小林信晴、長欠している三宅裕武らをどう鼓舞して行くかが、見モノになりそうだ。